安定的に収益を伸ばし続けるメディア運営会社「じげん(3679)」

スポンサーリンク

こんにちは。今回は時価総額約1000億企業のじげん(3679)について記事を書いていきたいと思います。

 

じげんはいろんな事業領域でインターネットメディアを運営している会社です。

 

じげんは普通のインターネットメディアを運営するのではなくて、複数のメディアをまとめたアグリケーションメディアを運営しています。

 

まずはビジネスモデルから見ていきましょう。

 

誰とも競合しない秀逸なまとめサイトビジネスモデル

f:id:shokondoio:20180930164953p:plain

 

上記の画像がじげんの人材領域におけるビジネスモデルになりますが、アルバイトや転職や派遣求人を集めたまとめサイトを運営しており、ユーザーは個々のメディアに訪問することなくじげんのサイトで一括で検索することができます。

その一括サイトから応募させるごとに成果報酬として個々のメディアから集客報酬をもらっています。

 

まとめサイトなのでどこのメディアとも競合するわけでもなく、それぞれのメディアのコンテンツが増えれば増えるほどじげんの運営しているメディアのコンテンツが増えSEOが強くなり、ユーザーにとっても一括で検索できるコンテンツ量が増えるのでメリットが増えていきます。

 

むちゃくちゃ手堅いモデルですね。どこのメディアとも競合することなくユーザーに1番近い領域でポジションが取れておりSEOが強くなり安定的に収益を生み出すことができます。

またメディアビジネスは収益逓増型なので損益分益点を超えると労働力を投下することなく収益が増えて行くので営業利益率が高くなります。

 

実際の業績を見ていきましょう。

 

売上高は前年同期比20%成長!営業利益も15%成長!

f:id:shokondoio:20180930165259p:plain

前年比の20%を遂げており、営業利益は15%成長でだいたい四半期で10億ほど出ています。営業利益率は30%を超えており高収益企業です。継続的に収益を伸ばし続けています。



事業KPIについて見ていきたいと思います。

 

わかりやすいKPI指標

f:id:shokondoio:20180930165433p:plain

 

売上を構成する要素としてはここのメディアに対して集客数を増やせば増やすほど売上が増えるモデルなので売上を構成する要素は “UU数 x CVR(コンバージョンレート) x 1集客あたりの単価”になります。

 

追うKPIがはっきりしているのでどうやったら伸びるかわかりやすいので施策も打ちやすいですね。

 

セグメント別に見ていきたいと思います。

全てのセグメントが成長!特に生活領域は約2倍!

f:id:shokondoio:20180930165534p:plain

 

人材領域と不動産領域と生活領域で同様のビジネスモデルであらゆるカテゴリでまとめサイトは作りまくって先ほどのKPIをおいまくって施策を実行しそれぞれのKPIを伸ばすことによって収益を伸ばしています。直近では生活領域でものすごい勢いで伸びていますね。

 

またビジネスモデル自体がワークすることがわかっているのでどんどん新規メディアを立ち上げてまとめサイトを作って収益を伸ばし続けています。

 

またじげんが強い点はビジネスモデルだけでなくM&Aにもあります。実際のM&Aについて見ていきたいと思います。

 

 M&Aに対する積極的な姿勢!

f:id:shokondoio:20180930165713p:plain

 

上記の図を見てわかる通り、ものすごい量のDD(デューデリジェンス)を行い、すでに10件ものM&Aを実施しており、総額90億円を使っています。

 

こちらがじげんグループに入った後の買収前と後の業績の違いですが買収前の2013年度と比較して営業利益が10倍に増加というM&Aの実績としてはとてつもない成功を収めています。

 

2014年九月に約20億円で買収したリジョブに関してですが、今期はなんと純利益が10億円を超えており、利益剰余金は25億とすでに買収資金を余裕で回収しています。これはかなりやばいですね。

 

まとめ

f:id:shokondoio:20180930165853p:plain

ここまで手堅い事業を展開しているだけでなくそこで稼いだお金を次の成長のためのM&Aに使いそのM&Aも常に成功しづづけているので成長に再現性があります。

現金も大体70億ほど保有しており、常にM&Aをできるような資金を有しています。今は約時価総額1000億円ですが、2000億くらいまでは成長すると予想しています。

ただそこまで売上のトップラインが出ない事業を運営しているかつM&Aもものすごい手堅い会社を適正価格で買収して伸ばしていくスタイルなので、爆発的な成長はあまり起こりえないのかなーとも思っています。