前期比40%以上成長!今後の成長余地もまだまだある「ラクスル(4384)」

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こんにちは 。ちょうどラクスル(4384)の通期の決算発表が昨日あったので事業の考察の方を書いていきたいと思います。

 

やっぱりラクスルの決算資料はめちゃくちゃ見やすいですね。僕的に決算資料の見やすさで行くと、ラクスルとじげんがトップに入ってきます。

 

 

ラクスルは主に二つの事業を行っています。

 

  1. 印刷・広告のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」
  2. 物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」

 

まずはそもそもネット印刷事業について以下の記事がめちゃくちゃわかりやすいのでここにリンクを貼っておきます。

 

www.businessinsider.jp

 

ラクスルの決算資料では印刷市場は3兆円とありますが国内の印刷 EC 市場は以下のように書かれており2013年と比較すると市場規模自体はかなり伸びているのですが、920億円程度の規模と言われています。

 

国内の印刷EC市場は920億円程度の規模」とされている。矢野経済研究所「2013年版 印刷通販市場の展望と戦略」によれば、2013年度の市場規模は543億円だったので、その後5年で1.7倍ほどに拡大したことになる。

 

また実はラクスルはネット印刷企業ではナンバーワン企業ではないのです。 業界首位の「プリントパック」は何と売上は276億あり営業利益は34億円あります。登録ユーザーは100万人を超えています。

 

ラクスルは現在業界の中でナンバー3のシェアを持っており、これからナンバーワンのシェアを取っていけるとなると今後も成長の余地はあると考えます。

 

ではラクスルの決算資料を用いながら下記に考察の方変えていきたいと思います。

 

通期の売上は約110億円前期比45.6%の成長!

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通期の売上高は約110億あり営業利益は約1億円を達成しています.

また直近の四半期の営業利益は1.5億と来年もこのペースで進むと6億以上の営業利益を出すことができます。

またラクスルのユーザーは毎年どんどん伸びており直近では60万人以上の登録ユーザーを持っています。このペースで伸び続けると来年にはプリントパックとほとんど変わらないほどの登録ユーザーを手にすることができるのではないでしょうか。

 

事業KPIを分解

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こちらが事業 KPI なりますが、基本的には登録ユーザーとユーザーあたりの購入回数と単価が売上高を作り出し、サプライヤーの生産性やサービスの付加価値をつけることによって 粗利率を向上することによって利益を創出していきます。

 

累計登録ユーザーは加速的に増加している!

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こちらの表を見てみると年々加速度的に登録ユーザーは伸びてきています。また上にシェアした記事によると営業利益を創出するためには売上高だけではなく 粗利率を上げる必要があります。実はラクスルは粗利率を改善するために自社で印刷設備を購入し供給を自社で用意しています。

 

なので今後どんどん登録ユーザーが増えていくにあたって需要サイドを取っていけるとなると、今後は印刷会社を買収して粗利率を向上させ営業利益をどんどん創出していけると思います。

 

印刷業界みたいなあまりマーケティングがうまくない業界に対してシェアリングエコノミーで最初は入って需要サイドを獲得し、最終的には自社で供給サイドを用意することによって粗利率を向上させ営業利益を創出していくこの事業の進め方はものすごく上手いと思います。

またラクスルの方が競合他社よりも事業の進め方やマーケティングの仕方も絶対うまいためネット印刷業界でシェア一位を取っていけるのではないかと思います。

 

同じことを物流業界で!

 

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ラクスル事業と同じことを物流業界においてやろうとしてるのがハコベル事業です。こちらも最初はシェアエコで市場に参入して、 荷主サイドをどんどんとっていくのではないでしょうか。

 

ハコベル事業も順調な立ち上がり 

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実際に売上高はこちらの表を見てみると右肩ありでどんどん伸びています。 このままの勢いを継続していくと来年には約10億弱が見えそうな勢いを持っています。

 

事業KPIの各数値も基本的に右肩上がり 

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事業 KPI である注文件数や注文単価も伸ばしてきており、ヤマトホールディングスの提携なども加えてハコベルもラクスルぐらいの事業に育っていきそうな雰囲気を感じることができます。

 

こちらもある程度需要サイドを取っていけるとなると今後は運送会社を買収して供給サイドを構築し粗利率を向上させ営業利益を創出していくフェーズに2年後あたりに持っていく予定ではないでしょうか。

成長資金として60億を保持 

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今後の成長可能性としてラクスル事業の収益フェーズに入っていてどんどん伸ばしていくだけでなく、次の収益の柱となりうるハコベルの事業自体も立ち上がり始めています。

またそれらの事業を加速するための広告宣伝費や供給サイド構築のための買収、または設備投資に企てられる60億もの資金を同社は有しています。

 

ネット印刷は今後もまだまだ成長する

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また上記の資料によると西欧に比べてネット印刷市場はまだまだ拡大の余地大きいとのことです。確かに2013年度と比べて年平均大体20%ほどで成長してきているので、ネット印刷市場はこれから伸びる市場でもあり、登録ユーザー数をこれだけ伸ばしてきているラクスルは近々業界一位のプリントパックを抜き去り営業利益を30億以上も叩き出す事業に育つかもしれません。

 

まとめ 

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これだけ成長してきているので時価総額は700億を超えており高い期待値を市場から寄せられております。

ただこの決算資料から分かる通り現在のラクスルの事業進捗や新規事業のハコベルの立ち上がりを考えると、これ以上の時価総額になってもおかしくはないと思います。