前年度比30%成長!OracleやSAPからシェアを奪い続けるSaaS会社「Workday」

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こんにちは。今回はworkdayにという人材・財務管理のソフトウェアを提供している会社の記事を書いていきたいと思います。

今後WorkdayがSAPやオラクルを抜いてERP市場で1位になっていくと思っています。


Workdayは企業の人事管理や財務管理ソフトウェアを提供しているSaaS会社

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SaaS企業の中でセールスフォースに次ぐ巨大企業として有名ですが、今後セールスフォースを抜くポテンシャルのある会社だと考えています。

 

workdayのイケてる創業ストーリー

 


Workdayの創業者は以前「people soft」という大企業向けのERPシステムを提供していた会社でした。ただオラクルに敵対的買収をされ、創業者はもう一度会社を作り直して絶対にオラクルに勝つという思いでworkdayの創業に至りました。

また敵対的買収を防ぐためにWorkdayでは、GoogleのようにDual Class Voting Structure(株主総会における議決権行使に関する二重構造)を採用しています。創業者達で90%以上の投票権を持っており、乗っ取りができない仕組みにしています。


当時は会社のERPシステムは現在のようなクラウドベースのシステムではなくオンプレと呼ばれる実際のパソコンにインストールするようなシステムが基本でした。

オンブレでは機能のアップデートのコストが高く実際に企業に出向いてアップデートするような事態が発生するため、製品のアップデートコストがものすごく高いサービスになってます。

また基本的に大企業ではその会社向けにカスタマイズして製品を提供することも多いのですが、Workdayの創業者はカスタマイズをすることを止めオンプレが基本だった時代にクラウドに舵を切りました。

 

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当時はセールスフォースがうまくいっていたこともありWorkdayの創業者は今後クラウドの時代が来ると信じクラウドベースのERPシステムを構築しカスタマイズもせずに設定画面で企業側が独自にカスタマイズできるような機能を提供することにしました。

なので企業側はカスタマイズに比べるとWorkdayを導入する方がコスト的にも安く抑えられ、機能面でもワークデーの方が優れているケースが多いため現在WorkdayはSAPやオラクルに対してものすごい勢いでシェアをとって行っています。

では実際の売り上げや利益を見ながらworkdayの財務の考察を下記に書いていきたいと思います。

 

四半期の売り上げはいまだに30%成長!

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直近の四半期の売り上げは600億を超えており、前四半期と比べると30%ほどの成長を遂げています。営業利益はマイナス70億になっていますが、同社のコスト構造を見ていくと、売り上げの40%ほども研究開発コストに使っており、またセールス・マーケティングにに30%ほどの投資をしており、さらなる成長を実現するために先行投資を積極的に行っています。

 

基本的な売り上げの要素はプロフェッショナルサービスいわゆる初期導入支援の売り上げと製品使用料によるサブスクリプションサービスの2つが収益源となっています。

 

プロフェッショナルサービスの売り上げは大体100億ほどでサブスクリプションサービスの売り上げは残りの560あります。プロフェッショナルサービスの方に関しては粗利はほとんどなく、サブスクリプションサービスは粗利は80%を超えています。なので利益を出そうと思えばいつでも出せる体制はできています。

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四半期のキャッシュフローだけで50億ほどの現金が入ってきます。基本的に当社のサービスは大企業向けに数年を前提とした契約を結ぶため、支払いサイクルは年間前払いが基本であり年間の売り上げを前払いして受け取るためキャッシュフローはものすごく良くなっています。

 

だから同社はさらなる成長を実現するためにM&Aやプロダクトの開発、セールスやマーケティングにも赤字なのにも関わらず積極的に投資することができるようなことができます。

 

またなぜ私はワークデーにそこまでのポテンシャルを感じている理由は以下の3つです。

  1. 大手企業の中でもSAPやオラクルを使っていた会社でさえworkdayにシフトしている会社が多い
  2. 今後大きな企業になっていくIT企業がworkdayを導入しはじめている。
  3. ラクルの時価総額は20兆円。SAPの時価総額は12兆円

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現在オラクルやSAPを使っているユーザーからのリプレイスだけでなく、今後の新規の大手企業はIT企業が多いため基本的にworkdayを導入していくだろうと考えています。

上記の画像を見てみるとAirbnbNETFLIXなどイケてる巨大IT企業が導入している様子が伺えます。

また大手企業になればなるほど導入した後のスイッチングコストは高まり、またworkdayの顧客満足度は98%とかなり高い満足度を誇っており、解約率は低いことが予想されます。

 

なので現状の売り上げの安定性だけでなく今後の成長も望めるためworkdayはすぐにSAPやオラクルの時価総額に追いついていくのではないでしょうか。